【鼻血だしてもいいじゃないかバトン】


■HNは?
みはる、です

■鼻血すきですか?
自分は嫌ですが見てる分には

■よかったらあなたの好きなキャラに鼻血をふかせてください。
気が付いたら長くなりました



ローザが延々と編み針を動かしてたある日のバロン、突然痣まみれ、血まみれのセシルがやってきた。
だくだく流れる鼻血を拭いながら、下を向き続けているローザに話しかける。

「ローザ、ケアルしてくれない?別に殴りあった訳じゃないよ」
「34、35、36・・・いいわよ・・・37、ケアル、38・・・」

網目を数えていたローザ、合間に放ったケアルは、それでもセシルの鼻血を止めて、
セシルはこびり付いていた血を擦りとると、辺りを見回してローザに言った。

「ねぇ、カイン来た?」
「・・・41、来てないわよ、よんじゅう・・・ああもう、セシル、今話しかけないで、1、2・・・」

ローザは網目を見失って、もう一度最初から数えなおした。
セシルは満足げに一度頷くと、血の跡を拭って帰っていった。



ローザがついにイライラと編み物を解きなおした頃、今度は痣まみれ、血まみれのカインがやってきた。
セシルとは異なり大分乾いてはいるものの、それでもまだ鼻血は流れていて、
再び没頭し始めたローザに話しかけた。

「ローザ、ケアルしてくれ」
「1、2、3、なんですって?・・・4、5」
「ケアルだよ、引き分けじゃない、あれは俺が勝ったのに」
「6・・・分かったわよ、はいケアル、7・・・」

話も聞かずに放たれても、ケアルはしっかりカインの鼻血を止めた。
殺気立ち始めた?ローザに聞くのも憚れたが、カインは鼻を拭ってから辺りを見回して、
それからローザに慎重に尋ねた。

「セシル・・・来たか、ここに?」
「9、10、えっ、何?ベイガン?来てないわよ・・・11、12」
「ベイガンじゃなくてセシルだって」
「13、来てない来てない・・・14、15」

適当にローザは答えた、セシルは確かにさっき来た。
それでもカインは満足げに頷いて、もと来た道へ戻っていった。



そしてその後大広間、偶然二人は出くわした。
ちょっとした諍いでケンカした跡が生々しい、セシルとカインはイライラと顔を背けたが、
時悪くもベイガンがやってきて言うには、「陛下がお二人をお呼びになっています」。
二人はぎりぎりと軋むように視線を合わせた。

(さっきのは)
(引き分けだったけど)
(お前と違って)
(僕だけは)
(俺だけは)
((ローザに治療してもらったんだぞ))

それからフン、と二人同時に鼻をならして、それでも肩を並べて歩き出した・・・。




ちっさい意地の張り合い・・・

■鼻血に目覚めたのはいつ?
鼻血に目覚めるて・・・

■あなたがサイトをはじめてから鼻血を書くきっかけは?
多分ここでは最初で最後かと

■鼻血の良さって?
ギャグにもシリアスにも合うから・・・?

■どんなシチュエーションの鼻血がすき?
殴り合い→鼻血。

■鼻血は片方or両方?
どっちでも・・・(おざなり)

■どっちが萌える?「大量の出血」or「少量の出血」
びびるほど大量。別に萌えませんが

■これからも鼻血は書きますか?
多分ひっそりと(笑)

■あの子の鼻血がみてみたい5人(回す人)
アンカーで!回してくださった圓屋さん、ありがとうございました。



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